MS諸島沖(6-2)は単発任務で行くこともある難易度の高い海域ですが、ボスマスでのまるゆドロップも期待できます。
また、消費資源が重めですが戦果は2.10/周と高めです。ボスマスには輸送ワ級が必ず1隻入っているので、輸送艦狩りの任務を消化しがてら戦果を稼ぐ、と言う使い方には良い海域ではないでしょうか。
6-2は編成と索敵値によって複数のルートが取れます。
ただ、上ルート(BDHK)は駆逐艦3隻以上、軽巡1隻以上、戦艦・空母を含まない、と言う条件に加えて渦潮を踏むので、現実的ではないので中ルート、下ルートを検討してみます。
なお、制空値はボスマスで126以上で航空優勢、252以上で制空確保となります。
MS諸島沖(6-2)
中3戦ルート(CEIK)
このルートは燃料弾薬ペナルティのかからない道中2戦で、かつ最大で戦艦ル級が3隻出てくるJマスよりずっと弱い編成のIマスを通る、とメリットが多いのですが、通る条件は、戦艦1隻以下、かつ戦艦・空母合わせて2隻以下、駆逐艦2隻以上、索敵値が40以上43未満(分岐点係数3)と言うものです。
特に索敵値の調整が難物で、戦艦・空母に加えて重巡・航巡を加えると40台ギリギリ、水偵を積むと簡単に43を超えてしまいます。従って、実質的には重巡・航巡を入れられないルートと言えます。
一方、40未満の場合はボスマス前でランダムにGマスへと逸れることがあります。
そこでこんな編成にしてみました。
大破撤退の発生しやすいIマスでネルソンタッチを使って切り抜けようと言う編成です。従って、旗艦にネルソン改、そして3番・5番艦に火力艦を配置します。
大鳳改を長射程化しているので、ネルソンが先に動けるように381mm/50 三連装砲改か46cm三連装砲改を積んで超長射程化しておきます。
ボスマスの制空値は空母ヲ級flagshipを含む編成で126で航空優勢、252で制空確保となりますが、この装備で141となりボスマスで航空優勢となります。
3・5番手には索敵値の低い雷巡を採用しています。ネルソンタッチの随伴艦になるので主砲を装備しています。
敵には空母も多いので、戦艦・空母・雷巡の補強増設には機銃を装備しています。
駆逐艦にはバルジの積める夕雲型改二を起用しています。高火力な敵が多いので、バルジを2個積み、火力補正が付くC型砲と秋月砲の混載で火力と防空を両立させています。
この編成で索敵42.7(分岐点係数3)ですが、同じ編成でも艦のレベルによって索敵は変わるので、各種計算ツールで確認の上で艦載機や水偵を変えるなどして微調整してください。
右3戦ルート(CEJK)
このルートを通る条件は、戦艦1隻以下、かつ戦艦・空母合わせて2隻以下、駆逐艦2隻以上と前述の中3戦ルートを同じですが、索敵の条件が50以上と厳密ではないため巡洋艦を入れやすくなっています。
ただし、燃料弾薬ペナルティのかからない道中2戦なのも中3戦ルートと同じですが、2戦目の戦艦ル級が最大3隻出てくるJマスでの事故率が高いのが難点です。
ネルソン編成
これも大破撤退の発生しやすいJマスをネルソンタッチを使って切り抜けようと言う編成なので、基本的なコンセプトは同じです。
羽黒改二は主砲×3で火力を出しています。利根改二には改修済みの水戦を積んで制空補助をさせています。
これで制空値は大鳳の艦戦と合わせて137となり、ボスマスで航空優勢になりますが、未改修の二式水戦しかない場合は、羽黒を航巡かZara dueに変えて水戦を増やせば良いと思います。
索敵値は112.44(分岐点係数3)となっています。
伊勢改二編成
こちらはネルソンを使わない編成です。基本的な構成は同じですが、戦艦は自由なので5スロの伊勢改二を使っています。
伊勢に水戦を積んで制空補助させていますが、大鳳と合わせて制空値は135となり、ボスマスで航空優勢となります。
この編成は伊勢に艦戦を積むことで、3・4番艦に主砲を3積みした高火力の重巡が入れられるのがメリットです。その上で大鳳に彩雲を積む余裕もできています。
これで制空値は144となり、ボスマスで航空優勢となります。
伊勢型改二は火力は高くありませんが、この海域では不足を感じることはないと思います。
索敵値は151.15(分岐点係数3)となっています。
中4戦ルート(CEFIK)
このルートは道中3戦となるため、ボスマス到達時に燃料・弾薬共に残り40%となっており、回避・火力に若干のペナルティがかかります。
さらにFマスでは空母ヲ級flagshipが最大2隻でてくるので必要な制空値は厳しく、強編成を引いた場合は制空値252以上で航空優勢、504以上で制空確保となります。
しかし編成条件は戦艦・空母合わせて2隻以下、戦艦・空母・重巡・航巡合わせて5隻以下。つまり、最大のメリットは大破撤退の要因となる脆い駆逐艦を入れないで良いと言う点です。
そこでこんな編成にしてみました。
高い制空値が必要になるので、主戦力となる空母にはサラトガ Mk.Ⅱと加賀改を起用。
昼戦で撃ち漏らしたときのためにサラトガは夜襲カットイン装備として、彗星二二型(六三四空)を加えて長射程化しています。加賀は無難に戦爆連合装備に彩雲を加えています。
そして重巡には那智改二、羽黒改二、摩耶改二を起用。摩耶はもちろん防空担当です。重巡・航巡を4隻入れたくなるところですが、3隻以下でないとCマスからAへと逸れます。
そこで残りの一人は阿武隈改二を入れています。雷巡でも良いのですが、阿武隈は短射程なので重巡の砲撃に割り込まないところがポイントです。
この編成では制空269でJマスで航空優勢、ボスマスでは制空確保になります。上位艦戦がない場合には加賀の彩雲を抜いて艦戦を2個にすれば余裕でしょう。
2019/03/21:右3戦編成を追加・変更
2019/03/05:中4戦編成を変更
2019/03/08:中3戦編成を変更
2020/01/26:中3戦編成を変更