二期に入り一期のようにひたすら5-4だけを周回するのではなく、様々な海域で戦果が稼げるようになりました。そこで各海域のメリット・デメリットを比較しつつ効率的な戦果を稼げる海域を考察していこうと思います。
※注:しばらく更新しておらず、この先も更新する予定もないので内容がいささか古いものになっています。最新の戦果編成に関しては現役ランカーyktd氏のblog「艦これ 編成メモなど」がお勧めです。
- 沖ノ島沖(2-5)上ルート
- キス島沖(3-2)高速+ルート
- 北方海域全域(3-4)
- カスガダマ島(4-4)★
- カレー洋リランカ島沖(4-5)
- サーモン海域(5-4)★
- MS諸島沖(6-2)
- ブルネイ泊地沖(7-1)★
- タウイタウイ泊地沖(7-2)
★はオススメの海域です。
沖ノ島沖(2-5)上ルート
2-5は消費資源の割には、1.85戦果/周と効率はよくありませんが、ここでデイリー任務の「南西諸島海域の制海権を握れ!」を消化すればそれだけで+9.25戦果になるので悪くないと思います。
画像の上ルートを通る条件は、空母を含まない、戦艦3隻以下、低速艦を含む、2隻以上にドラム缶を積む編成です。そして、J→Oに進むために索敵値49以上が必要です。
航巡2重巡2軽巡1水母1編成
この編成では消費資源を抑えるために戦艦は入れず、航巡2重巡2軽巡1水母1としています。
利根改二・筑摩改二にドラム缶を1個ずつ積んでいます。
古鷹改二・加古改二は2号砲と電探のシナジー効果で火力が上がるようになった上に、低燃費なので採用しています。
阿武隈改二は例によって短射程の先制雷撃要員です。
瑞穂改は低速枠ですが、短射程なので砲撃戦で航巡・重巡の攻撃に割り込まないのがメリットです。水戦と甲標的を積んで制空と先制雷撃を兼ねています。
ボスマスの制空値は空母ヲ級flagshipを含む編成で42で航空優勢、84で制空確保となります。この装備では制空98となり制空確保となります。
ボーキ消費を0にしたかったので確保にしていますが、水戦1個でも航空優勢にはなりますので、その分バルジを積んで装甲を上げるなり甲標的を積んで雷装を上げるなりしても良いと思います。
この編成では水偵を4個積んでいますが、それでも索敵値は54とあまり余裕がないので、足りない場合は瑞穂の水戦を1個減らして電探を積むなどして調整してください。
- 燃料:168/周
- 弾薬:245/周
- ボーキ:0/周
全マスでS勝利の場合、1.85戦果/周となります。
戦1航4水1編成
こちらは伊勢型改二と航巡4隻に瑞穂改を組み合わせた編成です。
火力向上も兼ねて日向改二に積んだ彗星二二型(六三四空/熟練) と、鈴谷改二・熊野改二に積んだ瑞雲、瑞穂改に積んだ晴嵐で最初に爆撃を加え、さらに瑞穂の先制雷撃で砲撃戦の前に雑魚を減らす狙いです。
水戦は使っていませんが、制空値は74ありボスマスで航空優勢となります。また、水偵・瑞雲・晴嵐を多く積んでいるので索敵値は78.1とかなり余裕があります。
流石に安定感はあるのでバケツ消費は抑えられるのですが、燃料とボーキの消費は増えるので一長一短といったところです。
- 燃料:247/周
- 弾薬:293/周
- ボーキ:約55/周
キス島沖(3-2)高速+ルート
基本的に、3-2でボスマスに到達する編成は、軽巡1隻、駆逐艦5隻か駆逐艦6隻で、駆逐艦1隻を補給艦に置き換えることができます。
しかし、Cマスから先はランダム性が強く、ル級のいるHマスに行くことがあります。
そこで全員高速+に統一し、電探を1つ以上積むと上の画像のようなルートを通り、確実にHマスを避けることができます。ただ、渦潮を踏むので電探は多めに積んで良いと思います。
CマスからEマスに行くか、Gマスの渦潮を踏むかはほぼ50%のランダムのようです。全員最速に統一すると渦潮を踏まないルートに固定できますが、電探を4個積めば、渦潮を踏んでも燃料が3か6減るだけなので誤差の範囲として無視して良いと思います。
全員缶とタービンを積んで、さらに4隻には電探も積まなくてはいけないので、ほぼ全員補強増設前提になります。
軽巡は手数を増やしたいので阿武隈改二が最優先でしょう。
駆逐艦は補強増設が空いていて火力が高い艦を優先的に使いたいですが、タシュケントが4スロの強みで、缶・タービン・電探を積んでもまだ主砲を2個積む余裕があるので、おすすめです。
この編成で周回してみたところ、S勝利70%、A勝利30%と言うところでしょうか。
- 燃料:39(48)/周
- 弾薬:54(71)/周
- ボーキ:0/周
※カッコ内はボスマスで夜戦までした場合。
全マスでS勝利の場合、1.3戦果/周となります。
戦果は高くありませんが、軽量編成で2戦だけなので、消費資源が極めて軽く、事故率も低いのがポイントです。
中・大破の要因になるのは、Cマスでチ級3隻編成を引いて閉幕魚雷を撃たれた時が一番多いですが、それでも缶・タービン・電探と積んで回避が上がっているので意外に躱してくれます。
また1周あたり3分程度と短いのですが、逆に疲労が溜まりやすいので、他の編成とローテーションを組んで周回するのが良さそうです。
ちなみにボスマスには必ず輸送ワ級がいるので、ろ号の消化にも向いています。
北方海域全域(3-4)
擬似空6編成
水上機母艦と(由良改二を使うと)軽巡にも水上機を積んで実質空母化しているので、俗に「空6編成」と呼ばれている編成です。
通るのは 3-4の標準的なルートですが、道中3戦でル級・ヲ級の入った編成と2回当たるのが厳しいですが、それを火力を上げた空母で切り抜ける編成です。
制空値はボスマスで168以上で制空確保となりますが、画像の編成で制空値210と余裕を持たせています。
空母4人には基本的に艦攻満載ですが、触接率を上げるために各空母に九七式艦攻(友永隊)を積んでいます。
隼鷹改二の最小スロには中射程化と火力・命中の向上を兼ねてGFCS Mk.37を積みました。これで空母4人全員中射程になっており、砲撃戦では短射程のコマンダンテスト改・阿武隈改二より先に攻撃ができます。
コマンダンテストは制空担当として水戦を3個と触接対策の水偵を1個積んでいます。軽巡には阿武隈改二を起用し、先制雷撃をさせます。
これで10周してみましたが、撤退は1回のみ、ボスマスは全てS勝利と安定していました。
- 燃料:223/周
- 弾薬:235/周
- ボーキ:約200/周(Eマスで手に入るボーキも含めての収支)
全マスでS勝利の場合、2.66戦果/周となります。安定して戦果は稼げますが資源、特にボーキの消費は重いです。
何より周回速度が速いのが美点なので月末の追い込み用と言ったところでしょうか。
高速+ルート
全体に強い敵が多いマップですが、高速+に統一することで道中2戦でボスマスに到達することができます。
具体的な編成条件は正規空母2隻以下、軽巡1隻、駆逐2隻。そして高速+統一。
この編成では正規空母には赤城改二戊と大鳳改、自由枠には瑞鳳改二を起用しています。制空値はボスマスで168以上で制空確保となりますが、画像の編成で制空値175です。道中2戦は制空確保ですが確実にボスマスで制空確保しようと思うとこれでギリギリです。
基本的には触接補正1.2倍をかけた開幕航空戦で敵艦をなるべく減らす方針なので、赤城には艦爆は積んでいません。赤城改二の5スロのおかげで彩雲を入れる余裕もあります。ただし短射程の大鳳は射程を伸ばすために彗星二二型(六三四空)を、火力の低い瑞鳳には艦爆を積んで戦爆カットインさせています。
軽巡には定番の阿武隈改二です。航空戦のあとに先制雷撃で1隻減らすことを期待しています。
駆逐艦にはバルジの積める朝霜改二、巻雲改二を起用。駆逐艦が活躍する場面はないので、渦潮対策の電探とバルジだけ積んでいます。
この編成で周回してみたところ、S勝利40%、A勝利40%、撤退が20%と言うところでしょうか。空母の開幕火力が高いので道中の安定感は高いですが、昼戦で安定してS勝利を取るほどではありません。
- 燃料:172/周
- 弾薬:140/周
- ボーキ:平均約90/周
全マスでS勝利の場合、2.55戦果/周となります。
上記の擬似空6編成に比べると低燃費で比較的安定しているので、普段の戦果稼ぎのローテに加えても良いかなと言う感じです。
カスガダマ島(4-4)★
消費資源の割には1.96戦果/周稼げる良い海域ですが、いろいろな編成が可能なのでこちらの記事にまとめました。
カレー洋リランカ島沖(4-5)
下記の記事でも紹介した高速+ルートです。ボスマスでまるゆがドロップすると言うメリットもあります。
具体的な編成条件は戦艦+空母が4隻以下。そして高速+統一。
戦艦は入れず、火力要員は空母のみと言う編成です。夜戦要員も実質、加賀改二戊だけと言うかなり尖った編成です。
加賀改二戊はもちろん夜襲カットイン編成ですが、爆戦を入れてボスマスの昼戦では水上艦を狙わせています。瑞鳳改二乙は先制対潜要員ですが、艦爆も積んでボスマスでは水上艦を狙う装備です。
鈴谷・熊野航改二艦攻と艦戦のみなので港湾棲姫も攻撃します。Re.2001 OR改は火力+3が付いているので積んでいます。
北上改二は先制雷撃と先制対潜要員、利根改二は制空補助用の水戦と、触接用の水偵を積んでいます。主砲なしで三式弾のみ積んでいますが、港湾棲姫に対してそこそこのダメージが出ます。
ボスマスでは207以上で航空優勢、414以上で制空確保になります。ただし、最終形態の時は制空値が下がって167以上で航空優勢、333以上で制空確保になります。画像の編成で制空434となり、全マスで制空確保になります。
この編成で周回してみたところ、夜戦まで込みでS勝利90%、A勝利5%、撤退が5%と言うところでしょうか。
全マスでS勝利の場合、2.31戦果/周となります。
安定性も高くお勧めの編成ですが、消費資源はやや多めです。火力も結構ギリギリなのでゲージ割り後前提になります。
- 燃料:132/周
- 弾薬:130(165)/周
- ボーキ:平均108/周
※カッコ内はボスマスで夜戦までした場合。
サーモン海域(5-4)★
そこそこの消費資源で2.56戦果/周稼げる良い海域ですが、長くなったのでこちらの記事にまとめました。
MS諸島沖(6-2)
戦果は2.1/周とまずまずですが、消費資源は重めです。
ただ、まるゆドロップが期待できる、ボスマスに輸送ワ級がいるので輸送艦狩り系の任務を同時に消化できる、などの魅力はあります。
下記の記事では3つのルートとそれらの編成について解説しています。
ブルネイ泊地沖(7-1)★
11月16日のメンテナンスで海域ごとの提督経験値が大きく変化し、7-1の戦果も2.98/周から1.47/周へと半減しました。
しかし、時間や資源あたりの戦果効率としては相変わらず悪くない海域だと言えますので下記の記事を参考にしてください。
タウイタウイ泊地沖(7-2)
7-2の2本目のゲージを破壊後は一番弱い編成に固定されると言うことを利用した戦果稼ぎです。
編成条件は空母+戦艦3隻以下、正規空母1隻以下、駆逐艦2隻。ゲージ破壊後には制空値はボスマスで266以上で優勢となりますが、画像の編成で制空270です。
最初に軽空3編成を試してみたらBマスでツ級かツ級elite、ボスマスにもツ級がいるのでボーキが330消え、艦攻・艦爆の熟練度が剥がれると言う事態になったので却下。
そこで正空1を烈風キャリアにして、戦艦1隻、重巡2隻の砲撃で沈める編成にしました。途中で重巡を1隻雷巡に替えてみましたが、どっちでもいいかなと言う感じでした。ただ雷巡を入れる方が潜水マスでS勝利しやすくなります。
戦艦は平凡に徹甲弾カットイン編成、重巡も主砲×3の弾着装備です。
駆逐艦は例によって対空カットイン+ソナー装備です。
この編成で周回してみたところ、S勝利30%、A勝利60%、撤退が10%と言うところでしょうか。
- 燃料:164(153)/周
- 弾薬:193(196)/周
- ボーキ:平均50/周
※カッコ内は重巡を1隻雷巡に替えた場合。
道中でS、A勝利、ボスマスA勝利の場合、1.83戦果/周となります。
基本的に砲撃の応酬になるので、1周の時間がかかるのと、バケツの消費が多めなのが今ひとつです。
2018/11/23:5-4長門入り中央ルートを加筆
2018/11/24:3-2高速+ルートを加筆
2018/11/30:4-4の編成を変更
2018/12/05:7-1編成の記事を更新&リンク
2018/12/19:4-4編成の記事を作成&リンク
2019/01/31:3-4の4戦編成を加筆
2019/03/04:6-2編成の記事を作成&リンク
2019/04/17:2-5上ルートを加筆
2019/05/09:5-4編成の記事を作成&リンク
2019/07/16:3-4高速+ルートを変更
2020/02/14:4-5高速ルートを加筆
2020/09/14:4-5空母4隻編成を追加